海自護衛艦 DE229 / 230 あぶくま & じんつう

ウオークウェイの線に差。手前から あぶくま、じんつう
ウオークウェイの線に差。手前から あぶくま、じんつう

ハセガワ製 NO.013 海上自衛隊沿岸護衛艦 「あぶくま」「じんつう」の2艦セットのキット。別売のハセガワ製3S-58、エッチングパーツ「あぶくま級ディテールアップパーツA」2組を追加。

 

上記エッチングセット内容は、前後マストおよびフラット・対空レーダー・ハプーン基部・ホイップアンテナ・旗棹・着陸誘導灯など。

 

その他、下記追加工を実施。

 

・ 各部手摺をMODELER'S製エッチングパーツで追加。

・ 錨鎖のモールドを削除して、フラグシップ製極細チェーンに交換。

・ ホイップアンテナおよぶ救命ブイを0.2mm真鍮線に交換、追加。

 

・ マストからの信号旗用張り線をMODELKASTEN製0.07mm金属線で追加。

・ 左舷2段ラッタルをプラ板およびエッチングパーツで追加

・ スクリューガードおよび救命筏旗部を真鍮線で作成、交換。

・ 艦橋部のキャンバス箇所をイエローサブマリン製プラスティックストライプで作成、追加。

 

塗装は自衛隊船体色および甲板色、最後に艶消しクリアーをエアーブラシ。

「ゆうばり」型を100m超に大型化し、兵装を強化した地方隊配属用護衛艦。
「あぶくま」、「じんつう」はそれぞれ1989,1990年に竣工。海上自衛隊の沿岸警備は全国で5つの地方隊(横須賀・呉・佐世保・舞鶴・大湊)があり、DE型護衛艦は各地方隊に合計6隻が配備されて終了。

以降はDD型護衛艦の開発建造に重点が置かれ、護衛艦隊所属のDD「はつゆき」型が各地方隊へ配属替えされたが、艦齢延伸のため現在も第一戦で活躍中。

 

船体舷側が7度の傾斜を持つ海自として初めてのステルス性設計が施されている。

旧式なDDに匹敵する2,000トンという排水量を持つこの「あぶくま」型はアスロックやCIWSなど対潜・対空能力を強化、ヘリコプター搭載能力と対空ミサイルを持たないことを除けばDD「はつゆき」型と遜色のない戦闘力を持つ。 2,000t、109m、27,000馬力、27kt、乗員120名。

 

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