猿島・観音崎航路

10月初めの土曜日、初秋らしい朝からカラッとした絶好の行楽日和、観音崎まで船で行く計画を立てました。 

 

まずは出発地点の三笠公園に・・・

公園横のチケット売り場。公園発10時の便に乗ります。

片道大人1200円。通常は猿島経由となりますが、当日は台風12号の通過時に猿島の桟橋が破壊され、観音崎直行便のみ運航されていました


観音島航路に就航されているシーフレンド1

出港まで時間があるので、戦艦三笠を外から見学・・・

東郷平八郎司令長官像。

横には連合艦隊参謀、秋山真之草案の有名な「皇国の興廃、この一戦にあり」の碑

 

戦艦三笠

三笠入口付近に展示されている戦艦大和の砲弾。

「91式撤甲弾」の表示

当日の午前10時の便の乗客は5名のみだったので、乗船は小型艇のシーフレンドⅢに急遽、変更になりました

いよいよ出港、シーフレンド号ポートサイドにコンクリート漬けの三笠を見ながら・・・

とりあえず、猿島を目指します

三笠と横須賀の街影が見る間に小さくなって ・・・

左げん標識の灯浮標を通過

出港から15分程度で、あっと言う間に猿島沖を通過 。

通常この航路は猿島経由ですが、本日は観音崎直行便です。

猿島は海水浴やバーベキュー、釣り等が楽しめ、明治初期に建造された要塞跡が修復されて残っていて、往時が偲ばれます 

遠くに浦賀水道を往くタンカーを眺めながら、釣り船の間を航行して

 

海猿、海上保安庁の巡視船が定点監視中

シーフレンドⅢの操縦席。

乗務員2名が乗船し、船内マイクでの案内放送付きです

猿島から20分ほどで、観音崎の岬が近づいてきます

対岸の房総半島の富津あたりを遠望しながら・・・

係りの人が舫い綱を持って乗り込んできます。

スタッフは操船も含めて全員が若い!

短い航海でしたが、名残りを惜しみながら(?)下船します

前方から見たシーフレンドⅢ

国道16号線側より観音崎の船着き場を見る。

以前には同じ桟橋に周辺一帯を巡る可愛い姿の水中観光船、ガリバー号も泊ってましたが、周遊中なのか廃止されたのか影も形もありませんでした。

楽しいイベントでしたが、 操船が高齢の二人組だったので 少し心配

桟橋のすぐ横には観音崎海水浴場。

水際を国道16号線が走ります。

この先、134号線を経由して三浦半島の東海岸に沿って突端の城ケ島まで至ります

道路を渡った反対側は、すぐに横須賀美術館があります。

観光当日はアンディー・ウォーホール、リキテンシュタイン、へリング等のPOP ART展が開催されてました

美術館入口横にはイタリアレストラン「アクアマーレ」が営業中

美術館入口から東京湾を望む。

秋日の休日の午後、開けた視界が気持ち良いです

近くの京急観音崎ホテル。 

空が高くて明るく、アメリカ西海岸の風情が漂う空間です

 

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