氷川丸

1930年4月に竣工、日本郵船の太平洋航路の花形貨客船でしたが、1941年11月に海軍に徴用され病院船となりました。夜間でも上空から識別できるようにデッキ上および後方に向けて赤十字看板を掲げ、照明も追加し、船体側面には赤十字マークも片舷2個付いていました。姉妹艦の「平安丸」は1944年2月にトラック島で米艦載機の攻撃で沈没、現在は現地での絶好のダイビングスポットになっています。戦火を生き延びた氷川丸はその後、引揚船、シアトル航路等で昭和35年まで活躍し、現在は横浜山下公園桟橋で永久保存されています

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