記念艦 三笠

三笠は明治35年3月1に英国ビッカーズ造船所にて竣工され、同36年12月26日に連合艦隊旗艦となりました。15,140頓、18ノット、乗員860名。

昭和36年にほぼ現在の形に復元されましたが、三笠とは戦前から縁のある米国ニミッツ提督の三笠復元への力添えの話は、心が温まります。

イギリスの「ヴィクトリー」、アメリカの「コンスティチューション」と共に、世界三大記念艦と言われています

京浜急行で発売している「記念艦三笠復元50周年記念」切符(2011.05.04)を購入。

横須賀市内の海軍ゆかりのスポット案内の「ガイドブック」とZ旗ハンカチが付いています

NHKの大河ドラマ「坂の上の雲」の放映もあり、新たに塗装工事が施され、観光スポットとして賑わっています。大正15年より記念艦として現在の場所に据えられ、付近は三笠公園となって市民に親しまれています

東郷平八郎司令長官像。横には日本海海戦時の連合艦隊参謀、秋山真之草案の有名なZ旗信号「皇国ノ興廃、コノ一戦ニアリ(各員一層奮励努力セヨ)」の碑もあります

明治38年5月27日、日本海海戦時の秋山真之参謀草案「皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ」の碑。 NHKドラマでの秋山真之参謀役は本木雅弘さん

艦内に展示されている有名な「三笠艦橋の図」。

東郷長官脇には加藤参謀長、伊知艦長、秋山参謀、またその背後には弎式測距儀を覗く長谷川少尉が描かれています                        

三笠艦橋甲板。

日本海海戦当日の東郷司令長官1、加藤参謀長2、伊知艦長3、秋山参謀4、の立ち位置を示す丸い銘板が艦橋甲板上に取り付けてあります。

向かって左から4、1、3、2

艦橋甲板後部に設置されているバウ&ストラウド社製弎式測距儀

艦内に再現されている無線電信室。

海戦当日、哨戒中の信濃丸から発信された「敵艦見ユ」の第1報を受信、三六式無線機にて「本日、天気晴朗ナレド波高シ」の有名な電文を打電し、日本海海戦の火蓋が切られました

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